英語も日本語も、そして料理も同じこと

ママからほなみへ 2016.

ほなみは、料理が大好きだよね。

英語も上手だよね。

日本語で文章書くのも好き。

ちなみに、日本の歴史や、古文なんかも好き。

どうやったら、こんなに英語が得意になったのですか、って

よく聞かれるけど、

英語を強要したことはない。

そして、

同じように、

アメリカにいる時に

日本語を強要したことも

ない。

アメリカにいる時、

日本語を身につけないと、

と、みんな必死で教え込んでいたけれど、

私は、大切な母国語を

嫌なものにはして欲しくなかった。

好きなものにして欲しかった。

だから、今は、いい。

今は、身の回りに溢れる英語を

たっぷりと楽しんでほしい。

ただ、夜には必ず本の読み聞かせをしたなあ。

これは、10年は毎晩欠かさず続けた

私の子育ての、唯一の自慢かな。

読んだ本は、日本語の綺麗なもの。

声に出して読む私自身が心地よい響きだと思うもの。

松谷みよ子さんの、ももちゃんシリーズ。

これは、本当に内容も面白いけど、日本語が流れるように綺麗。

最初はこの一冊からがおすすめ。心がほっこり温かくなりますよ。

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そして、

寺村輝夫の王様シリーズ。

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擬態語や擬音語の使い方がとても面白くて、リズミカル。

これも、読んでいて心地よい。

ラッパの音を

テレレッテトロロットプルルップタッタター

と表現している。声に出すと本当に愉快で楽しい。

こんな表現がたくさんあるのだ。

日本語を楽しいもの、綺麗なもの、大好きなもの、に

していて欲しかった。

同じように、

帰国した後、どうやって英語をキープするか、

帰国仲間みんなが悩むところだったが、

英語教室や、個人レッスンや、ケーブルテレビを英語に設定してみたり、いろいろ試したけど、

今、日本語の生活に慣れようとしているのに、

新しいことをどんどん吸収しているから、

英語が薄れていくのは仕方ないのに、

忘れるな、と言うことは、

私にはできなかった。

そして、何より、

楽しかったアメリカでの日々、大好きだった友達、

そんなものと一緒に、英語も、大好きなもの、であってほしい。

そう思ったから。

だから、英語は私がやっていた

体験重視のラボという教室での活動のみ

料理も、

大好きなものであってほしいから、

手伝う!というときには、どんなに忙しくても、ありがとう、と言って、一緒に料理した。

手伝ってと思っても、なんだか乗り気でないときには、

いいよ。と言って、私が料理した。

片付けまで、とか、そんなこと思わなかった。

料理楽しいものとして

ほなみの宝物の一つとして

大切に持ち続けて欲しかった。

私にとって、

英語も、日本語も、料理も、

全部同じこと。

ほなみにとって、

大切な宝物になってほしい。

そう思っていたら、

その通り、

ほなみの宝物になっている。

写真はアメリカでの日々から。

その時、その時を楽しんだ5年間でした。

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