不登校のこと〜第一部終わり。ホームスクールとの出会い

学校に行くか、家で過ごすか。どちらかに居場所がある権利がある

と、コーディネーターは言った。

学校も、校区の学校、他の学校。チャータースクールというもの。いろんなタイプの学校がある。

そして、家で過ごすというHome Educationを選ぶこともできるのだと。

子どもたち、それぞれに合った環境で学ぶ権利を持つ。

法的にホームスクールが認められているのです。

私はそれまでホームスクールという言葉すら知らなかったから、びっくりしました。

ホームスクールを統括している学校に行ってみました。

ホームスクーラーは、近くのホームスクール事務局のようなところに登録します。早速娘と見に行きましたよ。

普通の学校の一角。

ホームスクーラーには、教科書やお便りなどが配布されます。

教科書使ってもいいし、使わなくてもいい。

家でプリントしたい人はそれをしてもいい。

レポート書いて提出する人もいる。

時々、遠足や、実験体験、絵画教室などのイベントもある。

行ってもいいし、行かなくてもいい。

そして、そこには、生き生きとそれぞれの家族の形のホームスクールを楽しむ子どもたちの写真が掲示してありました。

こんな形の過ごし方ってあるんだ!!!!

ふと気づけば、次女のクラスメイトのお姉さんはホームスクーラーだと言って母と一緒に妹を迎えに来ていた。

一年だけ楽しんでいるんだって。一年間お母さんと二人の時間を確保するために。

堂々と学校にも来ていて、全く罪悪感とか、劣等感とか、そんな、日本ではつきまといがちな感情が全くなかった。

それは、きっと、自分で選んでいるからだろう。

そして、選択肢があるという状況だからだろう。

家で、この世にまたとない、自分たちだけのオリジナルの時間を過ごすってこの上ない贅沢に思えた。

日本に帰ったら浦島太郎

ホームスクールもいいもんだな、と思えた時に、帰国。

日本に帰ったら、浦島太郎だった。

携帯も持たない、ネットもほとんどしない、芸能情報もない。

人並みは擦れて日に焼けている。

Tシャツにジーンズで、裸足。すっぴん。

子どもたちはゲームの存在にすら気づいていない。

そして、調べてみると、日本でもホームスクールしている人が増えてきていた。

発達障害とか、高機能自閉症とか、いろんな概念も広がっていた。

広い広いアメリカで、自分の世界は広がったつもりだったけど、

いろんな情報からは、すっかり取り残されていたのだった。

まあ、良かったのかもしれない。

ほとんどの情報からシャットアウトされていた竜宮城での暮らしは、

気ままなものだった。

そして、よくも悪くも、頼るのは自分。決めるのも自分。その結果を受け取るのも自分。

そんな時間だった。

その後も、学校に行く行かない、学校や親戚ともすったもんだ、が続くが、腹をくくり、ホームスクールしているんだ、という気持ちで過ごすうちに、義務教育が終わった。

そんなある日

「学校に行く。もう、ママと二人には飽きたし、家にも飽きた。」

こう言って、突然高校時代が始まり、娘との二人の日々は終わった。

この後、息子との日々もやってくるが、それは、またいつか書く。

 不登校や行き渋りを未来につなげるお茶会

お子様の不登校や、行き渋りに悩んでいるお母さん!

これって、喜ばしいことなんですよ。

たまには息抜き兼ねて、おしゃれなホテルのカフェで思いを語り合いませんか?

子供にも、親にも、とってもいい機会となりうる今の状況を

お家の中でジメジメ考えずに、オシャレして出てきてください!

私が、親子でワクワクの不登校、伝授いたします!

2月10日(金)10時半から12時

2月16日(木)10時半から12時

博多駅周辺のホテル お申し込みの方にご連絡いたします。

参加費 2000円(飲食代は各自ごふたんお願いします)

また、個別におしゃべり希望の方はご連絡ください。

個別お茶会 90分5000円 場所は福岡市内

スカイプでおしゃべり  30分 3000円