自分の大事な風景を歌うんだよ
大好きな大塚れなさんのレッスンで言われました。
ただの風景ではない、
自分の大事な大事な風景を歌うんだよ。
ハッとしました。
私は、心に情景を思い浮かべながら歌っていますが、
その風景を大事にはしていなかった。
というか、心の入れ具合が足りなかった。
もう一度、心を込めて歌いました。
大事な大事な風景を、大切に大切に歌いました。
今まで、足りなかったんだなあ。と実感。
お話しするように、歌うんだよ。
これも、いつも言われる言葉です。
でも、なかなか腑に落ちなくて、なかなか出来ないのです。
「初めてこの曲を聴く人にも、よ〜くわかるように歌うんだよ」
そうレナさんに言われた時、ふと思い出した風景がありました。
むかーしむかしのその昔。
もう、うん十年前に、小学校の先生だった頃、
大学卒業したてで、教師になりたてほやほやで受け持った子どもたち。
もう可愛くて、愛おしくて。
私の精一杯の日々を捧げました。
ふと、私は、教壇に立っていました。
そして、目の前には、あの子たちがいました。
その子たちに語りかけるように歌ってみました。
みんながよくわかるように。
どの子もよくわかるように。
一言一言に心を込めてはっきりと。
そう喋っていた自分を思い出しました。
「そう。そんな感じよ。やっと少し掴めたね。」
レナさんの声でふと今に戻りました。
ああ、ありがとう。
みんな、ありがとう。
今までの全部の私が今の私を作っている。
そして、
生きている今は、私が全て。
そう思ったレッスンでした。
少しだけ、歌が変わっているかもしれません。
次のイベントは、ゆずのきレストランでのオカリナひーりんぐとのコラボ。
どうぞお時間作ってきてください。
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