おなかの中のスプーンから始まって、凸凹から愛が見えた。
そして、一丁目マルシェの奇跡。
と、それぞれのコンサートに音楽劇を組み込みました。
全く別のストーリーのように見えて、実は繋がっている。
(10月29日 お腹の中のスプーン)
(11月12日 凸凹から愛が見えた)
(11月3日 一丁目マルシェの奇跡)
人の多面性に気づく、そして、自分の多面性にも気づく。見る角度、見る視点によって、全く違う世界が見えてくることに気づいた時に、人はその瞬間幸せになる。
そんなストーリーを表現したかった。
そうなっただろうか。 3回連続ご参加いただいた方にお聞きしたいな。
3回のステージが生まれるまでに、
ステージからは見えないところでたくさんのストーリーが生まれた。
思いもしなかった瞬間がたくさんあった。
そう、そこは思い描く「Togatherland」だった。
「何でも許容されるような不思議な空間だった」 と感想にもあったが、
安心できる場所、そのままの自分でいいと思える場所では、
人は、120%以上の能力を発揮できるのだと思っている。
私自身は、知らないことの方が多かったこのバリアフリーコンサート。
私が知らないこと、できないことは、お願いして任せる。全て任せる。
そうすることによって、私は自分が知らない世界を見ることができました。
それぞれのプロの技を目の当たりにして興奮したなあ。
自分たちだけでステージを作り上げていた頃も十分楽しかった。
でも、もっとたくさんの人と作ってみたら、見たこともない風景に出会えた。
今回は特に、コロナ禍にあったため、私は、私達のイベントに関わってくれている全ての方々の安全安心を何よりも最優先にした。
オンラインを取り入れた打ち合わせや練習。
実際に会えない中での練習、打ち合わせも言葉だけでのやり取り。 もどかしくもあり、誤解もあり、リアルに会える時間のなんて貴重なこと。 でも、だからこそ思いが凝縮されている様も体験できた。
そのまんまのあなたと私が素晴らしい。 人は存在そのものが価値がある。 口では簡単に言えるかもしれないけど、 それを実践するのは難しい。
それをコロナによって強制的に実行させられ、そして、そのおかげで、 成果を見ることもできて、やっぱりそうだったと確信できた。
人と人が、会場で出会って、そして、そこで、お互いに影響し合い、新しいものが生まれる。 出演者同士、スタッフ同士。出演者とスタッフ。お客様と出演者。お客様とお客様。さまざまな人と人の関わりが生み出すハーモニーが溢れていたコンサートでした。
あったか〜い場所でした。 未来がこんな未来であったら、幸せだなあ。