学校行きたくない、という概念すらなかった私
私自身、学校に行きたくないと思ったことは、水泳大会や、持久走大会の日くらいだった。
でも、その日すら、その時間さえ終われば、学校は嫌ところではなく、どちらかというと楽しいところだった。
教師になっても、学校に行きたくないと言う気持ちがあることすら気づいていなかった。
自分のことが楽しくて、周り見ることがあまりなかったのだな、と今になって思うけど。
教師の時も、休みがちな子はいたけど、心から、あー、この子はよく頭が痛くなる子なんだなあ、とか、よくお腹が痛くなる子なんだなあ、としか思わず、今思い返せば、お気楽な先生だったな。
来たら、「あ、元気になったね。」
と言うし、他の子も、
「治ったや〜?」と迎える。
お母さんも、家でゆっくり三国志の本読んでたんですよ〜
なんて笑って言う時代だったから、暖かな思い出でしかないのだけど。
そういえば、
「学校行きたくないって言ってるんです〜」
という電話があって、もうびっくりして、大慌てで学校の自転車に乗ってお家まで迎えに行ったことあったなあ。
本当に自分の経験とか価値観でしか物事を見ることのできない人でした。
でも、若干23歳くらいだったから、許してあげたいけど。
みんなも許してくれていると思うけど。
一人一人が大切なクローバーのように思えて、大事に大事にしていたことは間違えない。
娘も一緒。
二度の切迫流産の危機と、三ヶ月の入院を経て、やっと会えた一人目の子。大切に大切に育てていた。
もちろん、新前母さん。何もかも初めて。
自分の時間を奪われるのも初めて。
生活をこんなにもひっくり返されるのも初めて。
怒っちゃったり、泣いちゃったりしたことたくさんあって、
今でも思い出したらごめんねー、って思うことたくさん。
一人目の運命なのかな。
でもでも、だからこそ、精一杯の時間を捧げたんだよ。
そんな娘のおかげで、私はその後もことごとく価値観ひっくり返され、人生で大きな大きなことを学ばされていくのです。
やめたくても、大切な娘のことだから、やめられなくて、
学ばされて行ったのです。
始まりは2歳の時。もう20年。
私は運動全般すべて苦手で、すごく嫌な思いをしたことがたくさんありました。
だから、娘には運動が好きでいてほしいな、と思い、まず、ベビースイミングに通うことにしました。私も一緒です。とっても楽しくて、娘は水も大好きで、その顔見たくて、次女出産の直前までと、また直後から開始したくらい。
2歳になると、お母さんなしの運動クラスに進みました。
週に二回2時間くらいだったかなあ。ベビースイミングの仲間も一緒に進みました。
ところが、何回行っても、慣れない。母子分離ができない!
みんな最初は泣いても次第に慣れて離れていくのに、うちの子だけ、ずっとずっと大泣き。始まってから、終わるまで、ずっと大泣き。
最初は笑って見ていました。
きっとすぐに慣れるのだろうと思っていました。
でも、
一ヶ月しても慣れませんでした。
そして、その頃から、家での様子がおかしくなりました。
ずっとずっと泣いているのです。
しくしく泣いたり、大泣きしたり、
そして、泣いていない時には、
ぼーっとしているのです。
これはおかしいと思いました。
SOSだと思いました。
緊急だ!と思いました。
すぐに教室をやめて、
家でゆっくり過ごしました。
徐々に笑顔が戻りました。
情緒不安定ってこのことなんだ、と知った時でした。
下に赤ちゃんが生まれたばっかりだし、来年幼稚園に行くんだから、今は家でゆっくり過ごそう。
そう思ったのでした。
でもでも、その家でゆっくりが、中学卒業まで続くとは夢にも思いませんでした。その時は。
幼稚園ってみんな楽しく行くものだと思っていたから、
このあと、自分の価値観や視野を、無理やり広げらせられる苦しみが待っていたのです。
不登校や行き渋りを未来につなげるお茶会
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たまには息抜き兼ねて、おしゃれなホテルのカフェで思いを語り合いませんか?
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