9歳と言えば、私も思い当たることがある。
子供達が、なんとなく壁にぶつかる、というか、トラブルというか、立ち止まるというか、そんな時期が、必ず9歳だったのだ。
子供の変化に驚き、悩んだ私は、その頃出会った河合隼雄さんの著書により、9歳は子供にとっては大きな節目の時なのだと知った。それ以後、出会う子供達を眺めていると、9歳頃って本当に繊細な感受性の強い年代なのだな、と思うことが多い。
特に、変化する自分の体や心とともに、人の命の不思議さ。生と死のこと。そんな答えのないことを際限なく考え続ける子に何人も出会った。
「どうして人は生まれてくるの?なんのために生まれてくるの?」
「どうして、この僕の身体にこの僕の心が入ったの?」
面と向かって真剣な目で尋ねられ、答えに詰まったこともある。
9歳は特別。
そんな意識を持っていたから、この本の、このタイトルに惹かれて手に取った。
柳田邦男さんの9歳は、戦争真っ只中。人は死と隣り合わせの時代だった。今の世の中では想像もできないことだが、でも、一体今が平和だとはいい切れるのかも分からないし、この先、しっかりと見つめていかないとどう変わっていくのか危うい時代でもある。
私は人が本当に自分の人生に満足するのはどんな時なのか、知りたくて柳田さんをお呼びしました
自閉症や発達障害児者とその家族で作っている「おもちゃばこ」は、
障害があっても生き生きと自分らしく生きていくことを願って活動しています。
どうしたら、私たち親は安心してこの世にさよならできるかな。
それを考え続け、そして、出した答えは、
「世の中の人、みんなが自分に満足した人生を送ることができたら、お互いに優しく共に同じ存在として共生できる、本当の共生の世の中となるのではないだろうか」ということ。
じゃあ、どうしたら満足するの?
満足な人生ってどんな人生?どんな生き方?
障害があってもなくても、自分が大好きでいたらいいのかな。
そんな疑問が次々と湧いてきます。
知りたくて、知りたくて、手紙を出しました。
そしてら、なんと!!!
福岡の地に来ていただけることになりました。
夢のような話です。
お会いできる日まで、少しでも深く先生のお話を理解できるように、著書を読んでいきたいと思っています。
詳細は、決まり次第お伝えしますが、
12月16日(土)14時から16時 パピヨン24ガスホールにて
柳田邦男講演会 「絵本の力 こころ豊かに暮らす」
柳田邦男先生のお話と、そして、同時に
大塚れなさん、木下順子さんによる癒しの歌をお届けします。
アクロス円形ホールコンサート
よっぴー&まりんちゃんトークライブ
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