おもちゃばこの3年目。大きな気づきが二つありました。
1、多様性が生み出すもの 多様性を作るもの
一体、私は何を目指して活動しているのか分からなくなりました。。おもちゃばこ迷走状態です(涙)
目指すものを具現化するために、おもちゃばこの中で作ってみようと思いました。多様な社会のミニチュアを。
そこで始めたのが「Togatherland〜共に生きよう」プロジェクト。
詳しくはこちらに書いてあります。
「多様性が生み出すもの、多様性を生み出すもの」
「Togatherlandへの思い」
https://smilemika.com/2016/11/05/together-land%e3%81%b8%e3%81%ae%e6%80%9d%e3%81%84/
一言で言えば、
多様性は、予想もつかないほどのものを生み出す可能性を秘めている。多様性が創り出すものは、果てしなく大きい。
多様性は、一人一人が、個として独立したところから生まれる。
一人一人が自分を好きで、自分らしく暮らしていることが、多様性が力を発揮するためには必要なのである。
そこで、おもちゃばこは、発達障害や自閉症の子供たちが、個として自分らしく生きるためには、どうしたらいいのか探求始めました。
自分の時間軸、予算軸を大切に、自分の意思で選んで生きていくことを大切にしている(株)おめめどう さんのセミナーを開いたり、
ただただ「好き」を大切に子育て、子育ち、している親子
よっぴー&まりんちゃんを招いてトークライブしてもらったり、
私が、私らしく生きるためには、を学びに、クラウドナインエデュケーションの大人の学校に通ってみたり。
そして、結果
主役は本人!!!!を大切に育てることこそが、どんな療育や訓練よりも最初に大切なことなのだと思うようになりました。そして、このことは、子供に障害があると、本当に忘れ去られてしまいがちなことなのです。
そう思い至りました。
2、欠乏の意識からの解放
そして、同時進行で、このような本と出会いました。
ソウル・オブ・マネー 人類最大の秘密の扉を開く [ リン・トゥイスト ]
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この本との出会いが、私の意識を変えたのです。
お金がない、という欠乏の意識からは何も生まれない。むしろ、どんどん渇望感のみが積み重ねられていく。
これを、今のおもちゃばこに重ねてみると。
「共生の世の中を作って、障害のある子供たちも幸せに生きてほしい」
という言葉には
「今は、共生の世の中ではない、だから、そんな世の中を作らなければならない。」という世の中への欠乏の意識があります。そうすると、いつまでたっても世の中に感謝、満足できず、渇望感を抱えながら生きていくことになります。
また、もう一つ
「障害があっても幸せに生きてほしい」
という言葉には、今の目の前の子供たちは幸せではないという欠乏の意識があります。そうすると、いつまでたっても、欠乏感から、幸せだなあ。としみじみ感じ、満足する日々からは遠のくのです。
そう気付いた時、私は、本当に、ハッとしました。
意識を変えてみてみよう。
「今は、思いやり、と真心にあふれた世の中です。子供たちは、障害があっても自分を好きで、その時その時を楽しみながら生きています。」
そうすると、世の中の人々への感謝の念、今ある命への感謝の念が生まれてきます。
心の中が暖かく、光に照らされているような気持ちになります。
未来が輝くものに思えてきます。