子育てに正解ないんです!

自分の子育てに自信がなくて

て、よく相談されます。

こんな時、どうしたらいいのですか?

とも、よく聞かれます。

私は、

「もし、私だったら、」という前提でお話しします。

そうすると、私のやり方って、かなり世の中の一般的なものからはかけ離れているので(自覚あります)、よくびっくりされます!

だから、こう答えます。

「これは、私のやり方なんです。そして、他を否定しているわけでもないのです。」と。

例えば偏食について

ご飯を残さず食べましょう!

は、我が家にはありません。好きなもの食べて、嫌いなものは無理には食べなさいとは言いません。全部食べましょうとも言いません。

でも、テーブルにはなるべく偏りのない料理を並べて、選べる選択肢はあるようにしています。素材や調味料なども私に出来る限りこだわっています。ただの放任ではないことは付け加えます笑

理由はかなりたくさんあります。

・その日の体調は本人にしかわからなくて、実は体調悪いのかもしれない。身体の声を聞いて食べないと言っているのにそれを否定したくない。

・同じ理由で、自分に今必要な栄養素は自分の身体がよく知っていてその声に従えば、自ずとバランスとれる。人間のより健康に生きたいという力を信じている。

・もしかしたら、その料理に何かアレルギーがあるものが入っているのかもしれない。だから受け付けないのかもしれない。

・ご飯の時間を楽しく過ごしたい。

・食べることは生きる事。食べるものは自分の意思で選ばせたい。

まだまだあります。

はい。反論わかっています。

食べ物に対する感謝の念。

作ってくれた人への感謝の気持ち。

栄養のバランス

もちろん、私も、そのような視点は持っていて、子供達にも伝えたいと思っています。

でも、自分の感覚を大切にするという事も、大切にしたいのです。

両方を一度に伝える方法は私は知りませんでしたので、

より、自分の感覚を大切にすることを優先したのです。

だから、これは、私の考え方。

いいも悪いも、どちらがいいとか、なくて、

どの考え方もありで、自分がどう考えるのか、ということ。

そしたら、面白いことが起こります。

私にできないことは、代わりに誰かが教えてくれるのです。

おばあちゃんとか、ご飯食べに来たお友達とか

「もったいないから、ちゃんと食べないと。」って。

「なんでも食べないと体に悪いよ。」とか。

子供達は、そこで、そんな考えもあるのだと知ります。

子供には正解を教えるのではなく、

いろんな考え方があること、

そして、自分はどう考えるのかということ。

を知りながら大きくなるのです。

そして、子供を育てるのは、親だけではないということです。

予備校の先生が言いました。私が押しますね、と。

息子の予備校の三者面談に行きました。

先生からは、息子の成績や、普段の様子や、何やらお話しのあった後に、

「息子さんからも聞いていますが、お家では勉強しなさいと言われないそうですね。」と。

私は、

「そうなんです。勉強は自分のことなので、自分の意思でやって欲しいので。」

と笑って答えました。

先生は

「分かりました。私は予備校講師で、押すのが仕事なので、もっと勉強するように押しますね。」

と笑って言われました。私は、

「どうぞよろしくお願いします。」

と言って頭を下げました。

勉強しろと押さない親なのですが、

よくしたもので、今まで思い返すと代わりに押してくれる先生が多かったように思います。

人生ってちゃんといろんな価値観の人と出会うようにできているようですよ。

結論

「自分の思う方法で子育てしましょう。足りないところは周りが補ってくれます。自分の思う方法ではない子育ては、子供には結果伝わりません。自分の信じる方法を信じましょう!」