子供が学校に行かないと言った時にオススメの本①

頭ではわかっていても、揺れる心の思い、無しにはできないよね。

学校行かない!

ことって、問題?

実はね、とってもとっても大切な時間になるんです。

人生の中に、こんな素敵な時間があったということは、何にも代え難い宝物になるのですよ。

本当だよ。

私が、心からそう思えるようになったのは、ある本との出会い。

そして、実際に不登校を繰り返した我が子たちが、その通り、その時期を次へのステップとして、人生の宝物として生きているのをちゃんとこの目で見ているから。

私が出会ったのは、この本。

検索しても出てこないから、持っているヨレヨレの本の写真です。

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柳田邦男さんといえば、ノンフェクションのルポのような作品が多いイメージだけど、大人になってからの絵本との付き合い方とか、また、大切な息子さんを亡くされ心の問題、精神世界の生き方への著書も多く、この本には、その柳田さんのたくさんの気づきが書かれている。

私が何度も何度も読んだのは、

大切な「孤独な時間」への気づき

子供は子供なりに、心の成長や考える力をつけるためには孤独な時間はとても大事なのに、今の社会は、そのゆとりを持たせようとしない。

全くその通り。一人の時間にこそ、未来への道があるのだ。

こんなことしていたら、人と交れなくなるのではないか、と心配するかもしれないけど、そんなことはない。人間は人同士で群れて過ごす動物。自分の中をしっかりと確認して、自分の縁がはっきりととれたら、安心して群れの中で過ごすことができるのです。そう、自分の縁(ふち)を作るために孤独な時間があると言ってもいい。

また、この言葉も支えとなった。不登校は素敵だ!とすら思えた言葉だ。

孤独いることの何と豊穣なことかと、私は思うのだ。