障がいがある人と働く意味を考えるつどい2020報告2

見えないものを見ることの無限なこと

第一部ハーモニーの中に、こんなシーンがありました。

手話で歌っているのです。

曲は「ゆうやけこやけ」

ハーモニカも一緒にメロディーを奏でます。

みんなが知っている曲ですが、

ハーモニカのメロディーと、

そして、手話のみです。

会場はシーンとしました。

♪ゆうやけこやけで ひがくれて 山のお寺の 鐘がなる♪

聞こえない声をみんなが聞いていたと思います。

それぞれの心の中の声を聞いていたと思います。

聞こえないからこそ、

想像する豊かさがある。

声ではなくても、

景色を想像した人もいたでしょう。

ただただ親子の美しい動きに見とれていた人もいたでしょう。

ハーモニカの音に聞き惚れていた人もいたでしょう。

舞台の横から見ていた私には、

ステージも、会場も、

はっきりとは見えないけど、

みんなが、ほんとにみんながそれぞれに

豊かに心を感じているのを、

感じました。

私は、

心から豊かな時間だなって思いました。

見えないトコがいいところ

という私たちのキャッチフレーズに

また一つの意味が加わった気がしました。

みなさん、

ご自身のことをちょっとふりかえってみてください。

できないこと、たりないこと、誰でもあると思う。

でも、

ないからこそ、

そこから実は無限の可能性が見えてくるんです。

「ない」から

何を思い浮かべますか?